♯317 誤嚥について ~危険~

こんにちは。ひろくんです。

 あと10日でクリスマス。イルミネーションやっているところが昔より増えてきましたね。見ているととても綺麗です。この時期のイベントになったと思います。

 今日は誤嚥について書いていきたいと思います。

 誤嚥は飲食物や唾液などが気管に垂れ込むことです。

 食事中や何かのタイミングでむせたりしませんか?それが誤嚥です。

 年齢を重ねていき高齢者になってくると嚥下力が落ちて誤嚥のリスクが高くなります。

 特に僕たち筋ジストロフィー患者は筋力低下に伴い若年層から誤嚥しやすいです。健常者で嚥下状態に問題がない方は誤嚥しても吐き出す力が強いので大丈夫ですが僕たちは吐き出す力が弱いため吸引しないと肺炎または窒息になるリスクが高くなります。

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 嚥下状態が落ちてくると「パタカラ体操」がおすすめします。僕も現在リハビリの時やっています。

 パタカラ体操とは「パ」「タ」「カ」「ラ」と発声することで、口や舌を動かし食べたり飲んだりする機能の維持向上がはかれる体操です。パタカラ体操を行うことで、唾液の分泌を良くし誤嚥を防ぐことができます。

 口を大きく動かしてハッキリと発音することがポイントです。

 実際の流れは以下の通りです。

 「パ」を5回「パ、パ、パ…」
 「タ」を5回「タ、タ、タ…」
 「カ」を5回「カ、カ、カ…」
 「ラ」を5回「ラ、ラ、ラ…」
 1文字ずつ「パ・タ・カ・ラ」を5回
 「パタカラ、パタカラ、パタカラ…(5回)」を3セットを行う
 実際にやってみるとよく分かりますが、これだけで唾液がすごくでます。

 食べものを飲み込むときは、筋肉の力が必要なのはもちろんですが、咀嚼し、唾液でからめて飲み込みやすくもしています。

 パタカラ体操のやり方

 パタカラ体操には、正しいやり方があります。順番に説明していきます。

 「パ」の音は口を閉じる

 パタカラ体操の「パ」は、口を閉じてから大きく口を開けて発声します。食べ物をを飲み込むときは、口をしっかり閉じなければ上手くいきません。また、口を閉じなければ口に入れたものがでてきてしまいます。

 「パ」の動きは、食べものを咀嚼するときに口からでてくるのを防ぐ効果もあります。

「タ」の音は舌を上あごにくっつける

 パタカラ体操の「タ」は、舌を上あごにつけて発音します。大げさに口を動かすことで、より口まわりの筋肉を使うことができます。

 「タ」の動きは、食べものを押しつぶしたり、飲み込むときに必要な舌の筋肉を鍛えることができます。

 「カ」の音は喉の奥を意識する

 パタカラ体操の「カ」は、のどの奥を意識してしめるように発声しましょう。食べものを飲み込むとき、食べものが入らないように気管の入り口が閉まります。

 「カ」の動きは、のどの奥をしめる筋肉を鍛えるので、誤嚥を防ぐ効果が期待できます。

 「ラ」の音は舌を丸めるように

 パタカラ体操の「ラ」は、舌を丸めるように発声しましょう。舌を丸める動きは、食べものを飲み込むときに必要になります。舌がうまく使えていないとなかなか食べものを飲み込むことができません。

 「ラ」の動きは、舌を使って食べものを、のどの奥にまで移動させる筋肉を使っています。

 パタカラ体操の効果

 パタカラ体操には、さまざまな効果があります。効果をそれぞれ説明していきます。

 噛む・飲み込む力の維持・改善

 パタカラ体操を行うことで、噛むときや飲み込むときに使う筋肉を鍛えることができます。体操を続けていると、食事中にむせることが少なくなったり、飲み込みやすくなったりします。

 脳の活性化

 パタカラ体操は、主に口まわりの筋肉を刺激して口腔機能を高めるために行われます。口まわりの筋肉を鍛えることが表情筋を鍛えることにもつながります。それにより表情筋も鍛えられ、顔全体の血流が良くなったりします。さらに、頭の血流まで良くなるため脳の活性化につながるといわれています。

 いびきの改善

 いびきの原因として多いのが舌が奥に入ってしまう舌根沈下(ぜっこんちんか)という現象です。舌根沈下は、舌の筋力が落ちることで舌を口の中に留めておくことができず喉へと垂れ下がってしまう状態のことをいいます。パタカラ体操は、舌も動かすことで筋肉も付くため、舌根沈下を防ぐ効果が期待でき、いびきの改善にもなります。

 入れ歯が安定する

 パタカラ体操で顔の筋肉を鍛えられると今までやせていた筋肉にハリがでるため、入れ歯を付けたときも安定しごはんをおいしく食べられます。

 発声がはっきりする

 パタカラ体操をすることで口も舌もしっかりと動くようになり発声が良くなります。コミュニケーションをスムーズに行えるようになるため余計なストレスを軽減することができます。

 口の乾燥を防ぐ

 パタカラ体操には口の乾燥を防ぐ効果もあります。口まわりに筋肉が落ちてしまうと、自然と口が開いてしまいます。パタカラ体操で口まわりを鍛えることで口を閉じるのがラクになり口の中の乾燥を防ぐことができます。また、口を閉じることで見た目も良くなります。

 パタカラ体操は、食事前に行いましょう。

 理由は、食事に使う筋肉をほとんど使うからです。食事前に体操を行うことで唾液が分泌しごはんをしっかり食べられるようになります。健康な人にはあまり分からないかもしれませんが、口腔機能が落ちた僕たちはごはんを食べるのにも苦労します。パタカラ体操を続けることで徐々に効果が現れるので諦めずに続けていきましょう。

 

これからも当ブログをよろしくお願いします。

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