こんにちは。ひろくんです。
プロ野球は今週からオープン戦ですね。いよいよですね。楽しみですね。
今回は気管切開についてお話していきます。
気管切開の話をする前にそこに行くまでの過程をお伝えします。呼吸器をつけるようになったのは高1の時でした。血ガス(動脈採血)をして二酸化炭素が多く夜間時呼吸器をつけるように言われました。
まず練習していくことになりました。つけてみましたが苦しくて10分ほどしかできません。他の人も見てきましたが僕と同じです。あるときコツを掴みました。自分の呼吸を合わせるより呼吸器に委ねると時間が伸びて夜つけれるようになりました。2週間ほどかかりましたが夜間時つけるようになって身体が楽になりました。
酸素の数値がよくなかったので呼吸器をつけないときは酸素チューブをつけて酸素吸入してました。いろんなマスクがあるのでいろいろ試しました。鼻マスクとフルフェイスマスクの2タイプありアメリカ製です。ベルトを強く締めないと空気漏れしアラームが鳴ります。とてもうるさいです。そのため鼻に傷ができやすくなるのでガーゼなどをかまします。
月日は経って昼間もつけるようになっていきました。呼吸器のほうが楽でした。それまでに誤嚥性肺炎を繰り返してきて肺が悪くになりこのままでは命にかかわると言われ気管切開することになりました。
気管切開とは肺に空気を送ったり痰を吸引しやすくするために気管に孔を開けることです。
僕はアストラルという人工呼吸器を24時間使用しています。
内部と外部バッテリーで16時間持ちますがコンセントが使える場合は常時挿しています。加湿器も使用します。精密機械なので1年に1回交換しています。
アストラルはこちらです。
僕らは筋肉の病気のため痰を出す力が弱いです。吸引器とカフアシスト(気胸【肺が破れる病気】持ちの方はコンフォートカフをしようされています。)を使用し排痰しています。処置しないと肺炎になる可能性があります。これらの機器は医師の指示された数値のもとに使用しているのでチェックは必要です。圧をかけすぎると気胸になる確率が上がります。肺も風船と同じようなものです。注意が必要です。
カフアシストはこちらです。
ホースをつないでマスクなどを通して行うタイプです。
コンフォートカフはこちらです。
ベルトを巻いて振動させるタイプです。
気管切開をすると声が出にくくなります。カフで調整しています。カフが抜けてくると空気漏れで声が出ますが痰などが肺に垂れ込む可能性が高まります。カフとはカニューレ先端近くにある風船です。自然に抜けてくるのでシリンジかカフ圧計で調整が必要です。
カフ圧計がこちらです。決められた数値で調整します。
カニューレは隔週で交換しています。カニューレも何種類かあり僕はソフトタイプを使っています。前は普通タイプでしたが痛いので変えてもらいました。変えてもらって痛みは軽減しました。僕は病気の加減で身体が変形しているのでカニューレも独特の入り方しています。
今は肉芽との戦いが続いています。肉芽とは外傷や炎症により欠損を生じたときにできてくる、赤くて柔らかい粒状の結合組織のことです。簡単に言うと気管に穴が開いてるから治そうと自然治癒力が働いてしまうからです。とても厄介です。できやすい人とできにくい人がいるみたいです。僕はできやすい人です。処置としてはガーゼ交換と薬を塗ってもらっています。大きくなってくると痛みが生じるので耳鼻科で切って綺麗にしてもらいます。この前やってもらいました。1か月くらいで大きくなるので困っています。よくなってほしいなと思います。
詳しく知りたい方はほかの記事も見ていただけると幸いです。
これからも当ブログをよろしくお願いします。
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コメント
私も一時期ですけど呼吸器をつけていたかとがあります。
つけた理由は、インフルエンザも風邪もこの世にはないと言う方が、インフルなのに病院にお見舞いにこられて
小児科病棟でインフルが蔓延して肺炎になり意識不明の重体になりました。
意識が戻ってからも肺機能が戻れずで呼吸器をつけていました。
かかれているように呼吸器のフイスマスクが合わなくて辛かったですね…
それは大変でしたね。マスク調整は難しいです。