♯63 一人暮らしまでの道のり ~後編~

こんにちは。ひろくんです。

 赤星が結婚しましたね。赤星コーチとして戻ってきてほしいです。

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 今日はこの前の続きを書いていきます。

 まず最初に始めたことは家探しです。家がないと一人暮らしの準備が整ったとしても始めることができません。不動産にラインしました。条件として実家から近くて5万以内でお願いしました。

 府営住宅の応募もしましたが落選しました。

 車いす生活なのでなかなか家が見つかりませんでした。マンションは床が痛むからと断れました。ようやく見つかったと連絡があり見学に行きました。そこは実家から距離はちょっと離れていますが遠くはありませんでした。欠点はすぐ道で危ないのでやめました。引き続きお願いしました。

 ある日、不動産から電話がかかってきました。改築してるところがあるので見に来ませんかとのことでした。そこは実家の裏手にあり丁目が違うだけです。車いすで10分くらいのところですぐ道ではありません。見学に行きよかったので仮契約しました。

 後日、隣の家が広いのでどうですかと。住民の方は施設入所されるので空いたそうです。父と弟に見学に行ってもらいました。写真を撮ってきてもらって見て決断しました。家のことは全部自分でやりました。

 大家さんも優しい方で住みやすいようにしてもらっていいと言っていただけました。玄関のところに段差があるので昇降機をつけてもらいました。
 テーブルは父に作ってもらいました。父は左官なのでお願いしたのです。
 ニトリやネットで生活必需品と日用品をジョーシンで家電を買いました。いつでも住める準備は万端です。



 市役所との交渉が大変でした。僕の住んでる市に医療的行為を受けて一人暮らしをしている人がいませんでした。僕は呼吸器装着しているし吸引も必要です。長時間一人でいるとはできません。特に夜間は体位変換もしてもらわないといけません。

 認めてもらうために市役所に家族と直談判しに行きました。相談員さんも来ていただきました。
 役所の人はできるだけ家族にフォローしてもらってくださいと言われました。家族に助けてもらってては一人暮らしの意味がありません。最後に言いたいことないですかと言われたので「認めてくれなかったら毎日電話しますので」と脅し文句を言って話し合いを終えました。

 数日後、夜間帯を認めてもらいました。まだ昼間の問題は残っています。
 昼間の問題もあるのでもう一度市役所に直談判しに行きました。指導室の方にも来ていただきました。そのときはヘルパーさんと行きました。役所の人は前回同様に同じことを言います。こんな感じでは一人暮らしが実現できるのか不安になりました。いろいろと話してあとは任せることにしました。



 相談員さんにタイムスケジュールを作ってもらい市役所に提出しました。全部は認めてもらえなかったので日曜の昼間は父にきてもらうことにしました。平日の昼間はできるだけデイサービスに通所することになりました。デイサービスは来てもらってる事業所がやっているのでそこに行くことにしました。家のお風呂は狭くて入れません。

 退院するまでにお試しで外泊しました。いきなり本番より試したほうがスムーズにいくと考えたからです。

 関係者を交えた退院前カンファレンスを経て2019年8月26日に退院して夢であった一人暮らしが実現しました。

 以上で一人暮らしの道のりを終わります。

これからも当ブログをよろしくお願いします。

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